シンガポールの移動はMRTが基本ですが、駅から少し歩く場所や、目的地へドア・ツー・ドアで向かいたい時に圧倒的に便利なのが路線バスです。
難易度が高そうに見えますが、実はMRTと同じ決済方法(SimplyGo)とGoogle Mapsがあれば誰でも簡単に乗りこなせます。出張中も日常的にバスを使っている視点から、失敗しないバスの乗り方を解説します。
MRTと同じ!支払いは「SimplyGo」でタッチするだけ
バスの運賃支払いも、MRTと全く同じシステムが導入されています。
- クレカやスマホでOK: お手持ちのVisa/Masterのタッチ決済対応カードや、Apple Pay / Google Payがそのまま使えます。
- 乗る時と降りる時にタッチ(Tap in / Tap out):
- 乗車時: 前のドアから乗り、運転席の横にある緑色のリーダーにカードやスマホをかざします。(SimplyGoの表示が出ます)
- 降車時: 後ろのドアから降りる際、出口付近のリーダーにもう一度かざします。
- 注意点: 降りる時のタッチを忘れると、その路線の最大料金が引き落とされてしまうので絶対に忘れないでください。
【重要】日本と違うシンガポールバスの「3つの鉄則」
シンガポールのバスには、日本のバスとは異なる独自のルールがあります。ここを知らないと乗車すらできません。
- 全力で手を挙げて止める(フラッグダウン): バス停に立っているだけでは、バスは容赦なく素通りします。自分のお目当ての番号のバスが近づいてきたら、腕を斜め前にしっかり伸ばしてタクシーを止めるように「乗ります!」と運転手にアピールしてください。
- 車内アナウンスは一切なし: 「次は〜〇〇」という音声案内も、前方の電光掲示板も基本的にはありません。今どこを走っているかは、Google Mapsの現在地トラッキングで確認し続ける必要があります。
- 降りる時は早めにボタンを押す: 目的地(Google Maps上の青い点)の1つ前のバス停を過ぎたら、すぐ降車ボタン(Stopボタン)を押します。
Google Mapsを使った「完璧な」バス乗車シミュレーション
実際に出先でバスに乗る際の手順は以下の通りです。
- ルート検索: Google Mapsで目的地を検索し、バスのルートを選択します。乗るべき「バスの番号(例:14, 65など)」が表示されます。
- バス停で待機: 目的の番号のバスが来たら手を挙げて止め、前のドアからタッチして乗車します。
- 現在地を監視: Google Mapsの経路案内画面を開いたままにし、GPSの青い点が目的地のバス停に近づくのを見守ります。
- 降車: 目的地の少し手前で車内の赤いボタンを押し、後ろのドアからリーダーにタッチして降ります。
補足事項と車内ルール
- 運賃は格安: 距離制で、大半の移動は1〜2SGD(約120〜240円)程度に収まります。タクシーより格段に交通費を節約できます。
- 飲食厳禁: MRTと同様、バスの車内も飲食は一切禁止です。水を一口飲むだけでも罰金の対象になる可能性があるため注意してください。
- 現金はおすすめしない: 現金でも乗れますが、お釣りが出ません。また運賃の計算が非常に複雑なため、出張者はタッチ決済(SimplyGo)一択と考えてください。
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バスとMRTは同じ「SimplyGo」で乗車でき、45分以内に乗り継げば自動的に割引も適用されます。まずは基本となるMRTの乗り方もおさらいしておきましょう。


