シンガポールのMRTは、清潔・安全・正確で、出張者にとって最も頼りになる移動手段です。2026年現在、MRTのシステムはさらに進化し、日本のSuicaのような専用カードを買わなくても、手持ちのアイテムでスマートに乗車できるようになっています。
本記事では、駐在員の私が毎日実践している、Google Mapsと日本でも使用しているクレジットカードのタッチ決済を組み合わせた移動方法を伝授します。
支払いは「SimplyGo」一択!チャージ不要で乗車する方法
2026年現在、シンガポールのMRTで「切符を買う」という行為は基本的にありません。主流はSimplyGo(シンプリーゴー)というタッチ決済の仕組みです。あくまで仕組みの名前であって内容はカードまたはスマホのタッチ決済です。
- 支払いは「タッチ決済」一択: 日本で使っているVisa/Masterのタッチ決済対応カード、またはスマホのApple Pay / Google Payを改札機にかざすだけで乗車できます。
- EZ-Linkカードは不要?: かつて主流だった交通系ICカード「EZ-Link」をわざわざ買う必要はありません。手持ちのクレジットカードでそのまま乗るのが最も手数料も安く、チャージの手間もありません。
- 注意点: 改札を通る際は、必ず「入る時」と「出る時」で全く同じカードまたはデバイスを使用してください。例えば、入る時にスマホのApple Payを使い、出る時に物理カードを使うと、二重課税やエラーの原因になります。
- MRT内の厳禁事項: 以前の記事でも触れましたが、駅構内・車内での飲食は厳禁です。一口の水分補給でも500ドルの罰金対象になるため、ボトルはカバンにしまっておきましょう。
Google Mapsを活用した「迷わない」目的地検索
シンガポールで目的地へ向かう際、路線図を読み解く必要はありません。Google Mapsが全てを教えてくれます。
- 目的地を直接入力: 「Marina Bay Sands」や「マーライオン」など、ビル名や施設名を直接入力します。
- 経路検索で「電車アイコン」を選択: 現在地から最適なMRTの路線、ホームの番号、さらには「どの車両(前・中・後)に乗れば乗り換えや出口に近いか」まで表示されます。
- 出口番号(Exit)をチェック: シンガポールの駅は出口が非常に多いため、Google Mapsが表示する「Exit A」「Exit B」などの出口番号を必ず確認しましょう。駅内の黄色い案内看板と照らし合わせれば、広い駅でも迷いません。
リアルタイムの運行状況もGoogle Mapsにお任せ
2026年、シンガポール陸上交通局(LTA)とGoogleの連携により、利便性がさらに向上しています。
- 列車の混雑予測: 乗車予定の列車がどれくらい混んでいるか、リアルタイムで確認可能です。
- 遅延・運休情報の通知: 万が一、MRTで遅延が発生した場合、Google Maps上で即座にアラートが表示され、自動的に代替ルート(バスや別路線)が提示されます。
MRT内での厳禁事項:罰金に注意
シンガポールのMRTには、日本よりも遥かに厳しいルールがあります。
- 飲食は一口でも厳禁: 駅構内・車内での飲食は法律で禁止されています。ペットボトルの水を一口飲むだけでも500SGDの罰金対象になる可能性があるため、駅を出るまで我慢しましょう。時々銃を持った警察官が見回っていたり、市民からの通報もあるので本当に気を付けましょう。
- 可燃物・ドリアンの持ち込み禁止: ガソリンなどの可燃物はもちろん、強烈な匂いのするドリアンも持ち込み禁止です。
まとめ:スマホ一台でシンガポールを縦横無尽に移動する
- SimplyGo: Visa/Masterのタッチ決済かスマホ決済で、チャージなしで乗車。クレジットカードのタッチ決済をスマホですぐに使用出来るように設定しておく事がおすすめです。
- Google Maps: 経路、出口、混雑状況をリアルタイムで把握。
この2つをマスターすれば、タクシーで会話する必要がなくなるため、シンガポール出張での移動ストレスは大きく減ります。
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